音貞オッペケ祭2023@茅ヶ崎館

本日 茅ヶ崎館で開催された 音貞オッペケ祭2023
行ってきたよ。
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場所は 茅ヶ崎南側、 サザン通りを 海に向かって左折
した 住宅街の中。  場所はココ ☆が目印!

国の有形文化財に登録されている この老舗旅館は、
映画監督 小津安二郎が 長年にわたり常宿として
使ったことで、知られているんだ。
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その 茅ヶ崎館で、 音貞オッペケ祭が 開催されたの
オッペケ祭って、よく知らなかったのだけれどね。
茅ヶ崎に住んでいたこともある 明治時代の 川上音二郎
&貞奴夫妻が、超有名&人気俳優で 海外でも大活躍した
くらいすごい人達なので、茅ヶ崎の文化史の1つとして
広めるために始めて、10年目なんだって。
オッペケというのは、音二郎が はやらせた「オッペ
ケ節」のことで、「オッペケペ、オッペケペッポー
ペッポッポー」という、当時の流行歌のようなもの。
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川上音二郎&貞奴夫妻は、明治35年に 茅ヶ崎館を
借り切って演劇の稽古を してるとのこと。
貞奴は 日本の女優第1号というのだから、想像も
付かないくらいの 偉業を成し遂げたんだろうなぁ。

茅ヶ崎館は 小さくなってて、さみしかった
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今回のオッペケ祭は「The Dragon Painter〜蛟龍を
描く人」の公演だったの。
音二郎の姪 青木鶴子& 早川雪洲夫妻(夫妻とも
ハリウッド草創期に活躍した俳優)が制作 出演した、
100年以上前の 無声映画なんだけれどね。
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アテレコがあって わかりやすかったし、途中、
舞台上演する場面があるの。
(1910年代に日本で流行した、映画のいくつかの
場面を演劇で上演する方法で、「連鎖劇」という)。

間近で演劇を観られるなんて、迫力があるし 贅沢
だよね。面白くて 引き込まれて、あっという間の
1時間だった。
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キャストさん&スタッフさん達 ↑

鹿さんの演技は初めて見たけれど、素晴らしかった。
ホント 多才ですね~。
ウメコを演じた女優さんも、とてもステキだった
      
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茅ヶ崎の文化のルーツが、ちょっとわかった気がする。
     

音貞オッペケ祭
https://www.facebook.com/otosada.oppeke

茅ヶ崎館
茅ヶ崎市中海岸3-8 -5
電話 : 0467-82-2003
2023年12月から修復工事のため休館

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