本日、茅ヶ崎市役所分庁舎コミュニティホールで 開催された
第16回茅ヶ崎なぎさシンポジウムに、行ってきたよ。
テーマは、「100年先にも美しい海岸を残すために」。
主催は、海岸の環境や美化、安全のための活動や、みんなが楽しめる
海岸を目指した活動を 行っている ボランティア団体の
ほのぼのビーチ茅ヶ崎。
多くの人が知っている通り、茅ヶ崎の海岸は 深刻な浸食が
起きているんだけれどね。
浸食への対応として、土砂を運んでいるの。
だけど、国土や海岸、漁港、河川、ダムなどを管理するところが、
それぞれ国や都府県、市などに分かれていて、対策が スムーズに
進まないでいるんだ。いわゆる縦割り行政ってことだね。
それで、相模川河口部への土砂の供給活発化&茅ヶ崎 及び 全国の
海岸で土砂供給がスムーズになるための法規改正のために、
署名活動を行っていたの。
上の写真2枚目は、海岸浸食についての講演をしている
海岸環境部会長 伏見康博さん。
上の写真を見ると、中海岸の浸食が ひどかったのが わかるけれど、
養浜によって、今は 良くなってきているんだって。
下の写真で、養浜後の地形変化が、よくわかるよ。
浸食対策としては 妙案はないらしいんだけれど、試行錯誤しながら
やっているとのことだよ。
ここで休憩。
所カレンさん(Instagram)と 610changさんの演奏を、
楽しんだよ
後半は、パネルディスカッション。
参加予定だった河野太郎さんは、大臣になってから東京から
戻れない日々とのことで、残念ながら ビデオ参加。
「みんなの財産である海岸を、次の世代にしっかりと残して
おかなければならない」と おっしゃっていたよ。
さて、目標1万人だった署名は、13000人分集まったんだ。
佐藤光県議会議員から、黒岩神奈川県知事に 提出予定。
河野太郎大臣が、後押ししてくれるだろうとのことだよ。
※下の2枚目の写真は、佐藤光県議会議員が 署名用紙を
受け取っているところ。
最後の質問コーナーで、「美しい海岸を残すために、浸食対策として、
私達一般市民にできることは何か」を、聞いてみたよ。
↓ 答え ↓
・今回のようなシンポジウムに参加するなどして、行政に熱意を伝える。
・海に遊びに行って、海の現状を見たり、幸せな気分になったりする。
(まずは、海を好きになることだって)
自分で 実際にできることは、あまりないんだなぁと思ったけれど、
まずは、浸食の現実や こういう活動をしていることを
多くの人に知ってもらうのが、大切みたい。
「100年」なんてスパン、長過ぎるし、養浜事業が壮大過ぎて、
正直私には ピンとこない部分も あるんだけれどね。
次の世代に、今よりきれいな海を残せたらいいなぁ、と思う