久しぶりのセレブレポ
きょうは １ヶ月前に予約した時から 楽しみにしていた 会席料理 柚の木 （ゆのき）で 夕食。
１９８０年にオープンしたお店なんだけれど、「ミシュランガイド」に 茅ヶ崎から 初めて掲載されたお店と言えば、
心当たりのある人も いるかな    
お店の場所は 茅ヶ崎駅南口の 桜道沿い、辻堂方面に向かって左側。    駐車場 もある。
茶室風の造りの店内で、３卓のみ（テーブル席１卓、座敷２卓）の小さなお店だったよ。

電話予約の時に あらかじめ コースを決めておくんだ。 １０，５００円のコースからということなので、それをお願いしたよ。
値段によって変わるのは 品数なんだ。 メニューは 下記の写真の通り。

どれも おいしかったんだけれど、特に気に入ったのは、う～ん・・・１つだけを選ぶことはできないので４つ 紹介(*^o^*)
まずは 前菜の次に出てきた お吸い物 菊子擂り流し（ｷｸｺｽﾘﾅｶﾞｼ）。菊子とは 白子のことで、見た感じは 一言で
言うと 甘酒みたいな感じ。 ドロッとしているんだけれど、白子の甘さが 何とも言えず おいしかったなぁ
次に 炊き合わせ 百合根万頭＆水菜旨煮。 フタを開けたら ふわっと 柚子の香りがして コロっとした 百合根は
見た目もかわいく、水菜も 不思議と 水菜とは思えないくらい 超おいしかった
揚げ物 海老芋芥子（ｹｼ）まぶしも と～ってもおいしくって 超気に入った    ねっとり食感で やさしい甘さの
海老芋を揚げてあるんだけれど、これ、おやつにパクパク食べたいような おいしさだった。
大きなトレーに 揚げ物が のって運ばれてきたんだけれど、取り皿まで 温めてあって、心遣いが 素晴らしいと思ったよ。

そして 出汁掛けご飯が また おいしかったんだな～   一言で説明すると すけ子や 糸三葉が のっている お茶漬け
みたいなものなんだけれど、ダシが効いてて 最高だった。 うれしいのが、ご飯を 少なめ、普通、多めから選べるの。
ロンは 多めで、私は やや多めでお願いしたんだけれど、やっぱり 多めで お願いすればよかったと 後悔したよ(笑)。
ホント 超～おいしかったのぉ＼(^O^)／ きょうは おいしい物は食べられても お腹いっぱいには なれないかな
なんて 思っていたんだけれど、最後にガッツリいけて 大満足
最後に 出るお菓子は 和菓子が苦手な私には どうかな～・・・なんて 心配していたんだけれど、出てきた 花びら餅は
おいしく食べられたよ。 花びらになっている 皮の部分は 薄いピンクなんだけれど、自家製無農薬有機栽培の梅干しを
裏ごしして 作っているんだって。中は 白みそあんで、堀川ごぼうを 枝に見立てたものが はさまっているんだ。
びっくりするくらい弾力があったよ。

右上は、お年賀に下さった 手作りの昆布と ご主人が書いている 柚の木だより。
このご主人、正直に言っちゃうと、頑固オヤジだったり するのかな～なんて思っていたんだけれど、予想に反して
とっても 気さくな 素敵な方だった。
ミシュランが決まった時のことや、テレビ出演された時のことを 明るく 話してくれて 人柄の良さを 感じたよ。
料理の撮影禁止なのは、決して 頑固オヤジだからではなくて、過去に 嫌な思いをされたことがあってのことなんだ。
電話予約の時の 女将さんの対応も とても気持ちの良いものだったよ。
料理が どれも おいしかったのはもちろん、心温まる接客ぶりも お店が 愛される理由かなと思った。
お茶は ゆかり茶、ほうじ茶、薄茶と ３回 タイミング良く出てくるし、帰りは 外まで 見送りに出てきて下さったんだ。
そうそう、今は、仕込みが間に合わないから お昼の営業は やっていないんだって。
本日の 客は たったの ２組４人。 何から何まで 手作りをしているから それ以上は 無理なんだって。
選び抜いた食材を使って 愛情をこめて作る料理というのは、こんなにも おいしいものなんだね。
オリジナリティあふれる料理ばかりで、柚の木の料理は 柚の木でしか 食べられないと 思ったよ

 

会席料理 柚の木 （ゆのき）
茅ヶ崎市旭が丘２－１４
電話 ： ０４６７－８６－６８２８
営業時間 ： １８：００～１９：３０（Ｌ．Ｏ．）
定休日 ： 水曜日、第３火曜日